型紙教室

以前紹介した、関東注染工業協同組合・東京和晒株式会社主催の、手ぬぐいの「型紙教室」に行って参りました。

これが型紙になる紙です。
和紙に柿渋を塗ったものを重ねたもので、「渋紙」と言います。
染めに使う晒の種類で多少幅が違うため、
使いたい晒の大きさに線を引いたところです。
紙の真ん中に来るように線を引くのですが、この時点で結構難しい。


時間が1時~5時と言うことで、
実染塾のように、すっきりおみやげ付きで帰れる訳ではないのが型紙教室!
この場では道具の使い方や型紙の切り方を教わって、
残りは宿題です!!!!
ちなみに、教室には手ぬぐいにしたいデザインを持って行くので、
型紙教室は当日の「前」も結構大変でした。
何せ夢にまで見たオリジナル手ぬぐい…。
どんなデザインにするか考えまくりましたよ。
染めを体験済の私は、できること・できないことが
一応分かっていたつもりなので、
デザインもそれをふまえた差分け染めの2色使いです。

写真は練習用のワンコの型紙にのりをつけて裏に新聞紙を貼っているところです。
ここまでをおうちでやらないと、次の紗張りをやってもらえません。
ワンコに必要なさそうな線がいっぱい入っているのは、
デザインの一部がどこともつながっていない、浮いた状態になる場合、
この新聞紙に貼る作業を終えるまではどこかにつなげておかないと
部品がばらばらになってしまうためです。
そして、今家で一生懸命型紙を作っています…。
今、やっと半分いったかいかないかですかねえ。
デザインは、手ぬぐい完成の際にお披露目したいと思います。
まだまだ先は長いぞう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。