正雪紺屋さんで買いました、雪づくし。
江戸時代後期、ヨーロッパで顕微鏡が発明され、日本にも輸入されて、雪の結晶の形が見られるようになります。
そしたらかわいいもんだから、文様として大人気になります。
【参考図版】雪華文七宝鐔 平田春寛(1811年)東京国立博物館蔵 Photo taken by ぬまきえさん
【参考資料】「雪華図説」土井利位(1832年)
雪輪文・雪華文は歴史がわりと新しいってことが言いたいんですけどね。
あんまり全体に文様になっている手ぬぐいは
ここでは紹介しないことにしているのですが、
あまりにかわいいので、文様アップでご紹介。
クリックすると大きくなるよ!
何気なく変えましたが、トップ画像も正雪紺屋さんで買った
黄色い豆絞りです!もちろん注染。
刀の皿(?なんていう部品なのですっけ??)の部分ですか?
こんな派手なのがあるの??
なんかハイカラだったんですねぇ。
ぬまきえさんいろいろな仕事されてますね。
「つば」ですよー。
手を守るための部品です。
派手なのいっぱいありますよー。
これを戦いで使ったら割れちゃうから
完全に飾りでしょうね。
写真は展示を見に行ったときにかわいかったから
勝手に撮ったやつですー。
東博は撮影OKなのですー。
「雪華文七宝鐔」、すごいね
1811年って家斉の時代か。そりゃあ太平だわ。
結晶ひとつでも色分けされてるのって見たの初めてかも。
個人的には、上部中央のが衝撃。
今知ったけど鍔=Guardなんだね。
平田さん作の鍔、他にも見てみたいな
雪華文~以外に残ってるんだろうか?
手ぬぐいの話題から離れますが…
鐔はsword guardかな。
平田派は江戸初期から大正まで続くので、数は少ないけど他にもあるよ。
(近世の七宝の刀装具=平田)
出会うのは難しいかもねー。