お勉強

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『手ぬぐいクリエイター』という本が出ました

長年「手拭実染塾」という、気軽に注染を体験できる講座を開講されている 東京和晒さんが発行された、『手ぬぐいを知る、作る、使う 手ぬぐいクリエイター』が届きました。 私も、実染塾の卒業生なので、少し協力させていただきました。 実際に手ぬぐいクリエイターとして活躍されている方のインタビューや、オリジナル手ぬぐいの作り方、手ぬぐいの使い方や手ぬぐい愛用者へのインタビュー、手ぬぐいの歴史にヴィンテージ手ぬ…

「あまちゃん」における手ぬぐいの使われ方について

 今日はちょっと趣向を変えて、朝ドラの話です。 4月から放映している連続テレビ小説「あまちゃん」、大好きです! このドラマでは、手ぬぐいが非常にたくさん映り、重要な役割を果たしています。 手ぬぐい好きとしては放っておけません! という訳で、だれがどんな場面で手ぬぐいを使っているか、まとめてみました。 第2週 4月8日(月)~4月13日(土)「おら、東京さ帰りたくねぇ」より まずは何と言っ…

化学染料と天然染料

紹介する手ぬぐいがないわけではないですが、 勉強モードになっているので 興味がある方だけおつきあいください。 白い晒が少し手元にあるので、 夏の自主的ワークショップとして なんか染めてみようと思って、 染色の本を探しに図書館やら書店を回ってみたのですが どうも草木染めの本ばっかりなのねー。 私は最初からスレンなど化学染料で染めようと思っていたので どうにも…。 皆さんがお持ちの注染の手ぬぐいは、 …

捺染と引染

【参考図版】重要文化財 紙本着色職人尽絵 狩野吉信(17世紀)より「型置師」 捺染と引染について、勘違いしていたことがあったので、 自分用メモとして書いておきます。 引染は、この参考図版にもあるように少なくとも桃山時代には 行われていたようです。 型紙を彫り、糊を置き、色を引き、挿す。 参考(京都引染工業協同組合) 友禅染や紅型はこの方法です。(紅型は顔料。参考[琉球びんがたの「ふくぎ」]) 型1…