めくるめく工房カモ

工房カモレトロミシン工房カモ パン・パン・パン図

 

星ヶ丘のまま・めぞんで、一番楽しみにしていたのが、

工房カモの手ぬぐいを手に取ることでした。

 

滋賀在住の鴨川志野さんがの手ぬぐい画は、自由で、おおらかで、エッジが切れ切れで、それでいて童話のような、他に無い魅力です。

まま・めぞんの手ぬぐい展の時に、大学の同級生とだという、鴨川さんと染色家の小倉充子さんとの対談がありました。

kamogawa

お2人の作風は全然違うんですけれど、絵に対する姿勢がプロフェッショナルなところ、お互いを作家として尊敬し合う気持ちが感じられて、とてもよい会になりました。

 

その時におっしゃってたことで印象に残っているのは、鴨川さんはいきなり型紙を彫るということ。

多分、普通は紙に下書きをして、それを型紙に写すんですけど、版画出身の鴨川さんは彫ることが自分のストロークを作ることなのですね。

だから、本当に線が生き生きとしています。あー、プロの線だ、って思います。

 

手ぬぐいの、1:3の比率も、自分にすごく合っているとのこと。

鴨川さんが、手ぬぐいというメディアに出会って、気持ちよく型紙を彫って、その結果私たちがこんなに素敵な手ぬぐいを見ることができて、ああ、幸せだなあと思います。

(トークの写真、左が小倉さん、右が鴨川さんです。浴衣はお2人とも工房カモ作!)

 

私が買ったのは、「レトロミシン」と「パン・パン・パン図」です。

私にはとてもこんな線は出せません。(あたりまえじゃ)

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