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RAAK取材 | Aderi | Sumi Maki
以前紹介した、京都の永楽屋の最近できた若者向け手ぬぐいブランド、【RAAK】に行ってきました。 京都に気軽に行けるところに住んでいるわけではないのですが…別の用事のついでです。 これは裏口です。 三条の一本南側、姉小路通り、烏丸御池より少し西に行ったところにあります。 ここの手ぬぐい、サイトで見てとてもかわいくって、 しかも柄がすごく細かくて、これで注染だったらすごいなあと思ってましたが、 違った…。 裏が白かった…。 えーと、今まで「プリント」と言ってましたが、微妙に訂正します。 裏まで染めが染みていないのは、「捺染(なせん)」というそうです。 型(版)を作って、上からインクを載せるのが捺染。 対して、色を付けたくないところにのりを塗って、染色液を注ぐのが注染(浸染)。 参考 シルクスクリーンも捺染なので、間違ってはいないのですが、 手描き友禅や紅型など、伝統的な工法・自然の染料を使って手作業で作られる捺染の手ぬぐいもあるので、「プリント」って言うのはよくないですね。 捺染の方が、細かい柄まではっきり出せるんだよね。 いやでもやはり手ぬぐいは注染でないと派を貫こうと思っておりますので、 注染のものを探して買ってきました。 ネコがイスに座っています。 注染も手ぬぐいもいくつかありました。 捺染のはっきりした細かい柄のと比べちゃうと、 どうしてもパッと見、見劣りしてしまうかもしれないと思いました。 でも、骸骨とか、トルソとか、他のところにはない変わった柄がありましたよ。 手ぬぐいを使ったバッグや帽子などの小物もかわいかった! 町家なお店の外観・内装も京都な感じでステキです。 もっと注染のものを増やしてくれたらいいのになー。 ところで今日の京都は暑かった!! 汗拭いたり、ペットボトルの上に巻いたり、手ぬぐいは大活躍でした。 てか、さっき飲んでた水をこぼして、そこらにあった手ぬぐい (昨日撮影してそのままにしてあった豆絞り…)で拭きました。 今外に干してます。 きっともう乾いただろう…。