9月27日(土)に東京カルチャーカルチャーで開催された、
『手拭道(てぬぐいどう) ~注染手ぬぐいの恐るべき魅力~』の二部、「手ぬぐいクリエイターの手拭道
カリスマ手ぬぐい作家の手ぬぐい人生」にてアンカーを務めさせていただきました。
お越しいただいた方、ありがとうございました。
このイベントは、手拭実染塾などでお世話になっている東京和晒創造館の企画で開催されたもので、第一部では、江戸時代(!)〜昭和時代のビンテージ手拭コレクターである豊田満夫さんのコレクションを見ながら、注染についてや手ぬぐいに表現されてきた文化史を紐解くトークでした。
手ぬぐいが買うものではなく貰うものだった時代は、お年賀ともなれば、誰もが競ってオリジナル手ぬぐいを作ったそうです(!)。
お店はもとより、サラリーマンも(!!)
老舗手ぬぐい屋の戸田屋商店に勤め、お客さんの手ぬぐいのデザインも手がけてきた豊田さん。
お仕事をしながら集められた手ぬぐいは1万枚以上だそうです!
今で言う街頭ティッシュやチラシのごとく気軽に作られていた手ぬぐい、中にはホステス2000人募集!なんてのも!
見ているだけで楽しい時間でした。
第二部では、りんりん・菅原さん、zucu・武子さん、とことわ・上楽さんの3名の女性手ぬぐい作家さんをゲストに、お話を伺いました。
それぞれに個性豊かな手ぬぐい作りと、手ぬぐいのある風景を作り出しているお三方。
りんりんさんの大人柄に爆笑したり、zucuさんのこまかーい型紙に驚いたり、とことわさんのイメージの膨らまし方に感嘆したり。
これまで手ぬぐいトークの司会を2回しましたが、こんなに大勢の人の前で、しかもコア手ぬぐいファンの外側の方にも向けて話すのは初めてでしたが、終わった後は物販コーナーが大賑わいだったので、一応成功したのかな?
で、ですよ。
この東京和晒さんの企画の一環で、10月25日まで、東急ハンズ渋谷店の7階で、東京和晒創造館で手ぬぐいを制作したクリエーターさんの手ぬぐいが販売されるのですが、それってつまり、私の手ぬぐいもちょっとだけ置かれるってことなんですよ!!
こちらがハンズの様子です。
(東京和晒さんのFacebookページより転載)
うわー、あんまり意識してなかったけど、これすごいことじゃね?
というわけで、渋谷に行かれる方は寄っていただけたら嬉しいです!