2023年になりました。
1年に1度しか更新されないこのブログですが、2022年は一度も書いてないことに今気づきました、無念です。
でも、今年は今までと大きく違うことがありまして、それは、長男(2月に10歳)がこのブログを読んでるし、なんなら「早くブログ書け」と煽ってくることです。
学校からiPadを与えられ、キーボードをローマ字入力できるようになると、怖いですね。
何が怖いって、学校で使っているiPadには、クラスで共有している自由投稿できるクラウドスペースみたいなのがあるんですが、そこに「見てね!」とか言ってこのwebsiteのアドレス書いたりしてるところですね。
私もインターネット老人会に足を突っ込んでいるタイプですので、なんとか自分の子供に見られても困らない自分の足跡を今後も残していきますし、今までのも消さないでおこうと思っています。
私は自分の親がどんなことを考えているのか知る機会があまりなかったので、親に直接聞く以外の方法でわかる親の人間らしさみたいなものが、将来我が子の救いになるかもしれませんしね、知らんけど。
そういえば、Podcastはどうなったんでしょうね。2回で止まってますね。
いや、あれ、家族で住んでいる家で録音するの無理だわ
でも、やめたつもりはないです…。
で、2022年の振り返りと2023年の抱負なんですが、前々から「目標を決めること」に可能性を狭めるのではないかという潜在的な違和感があったところ、現代仏教僧の松本紹圭さんが同じようなことをおっしゃっていて「ですよね!」と思わず声を上げてしまいました。(Podcast、ウェンズデイ・ホリデイの第19回で言ってました)
といわけで、今までも不言実行でやっていた「新しいことに挑戦できるチャンスが目の前にやってきたら、やる」を今年も続け、振り返ってその意義を考えることを続けていきたいと思います。
手段の目的化です。
でも、手段を丁寧にやること、それを反省して次にも活かすことって大切だと思うんですよね。
どんなことでも、やるたびにうまくなるので。
2022年を振り返ると、いくつかの新しいことに挑戦できました。
(1)法人設立(ザ・手段の目的化)
世の中が任意団体や個人事業主にどんどん厳しくなってきてますよね…。
国が人を信じてないな…と思うことが増えましたが、もう無理…となって、任意団体Scale Laboratoryを一般社団法人スケラボにしました。
法人化自体は、お金さえあれば簡単にできますが、その結果法人の経理を私がやらなくちゃいけなくて、面倒です。
でも、いつかはしなければと思っていたので、できてよかったです。
きっかけは文化庁の補助金「Arts for Future! 2」です。
必要なものを揃えさえすれば、絶対にもらえる補助金だったので、一生懸命揃えました。
いろいろ批判もありますが、補助金は企画書の内容で審査するより、この形式の方がいい気がする。
本当は私の本業個人事業主の方をインボイス対策でどうにかしなきゃいけないんですが、今の自宅事務所のまま法人化できないし、法人経理を2個やる面倒臭さもあり、顔が渋くなるばかりです。
外に事務所借りて、法人化して…使わんでいいお金使うことになるなあ。補助金とかあるのかなあ。
いずれにしても、今借りてる立地最高のおうち、子供部屋がないので、私の仕事場を外に出す必要はあるのかなあ。いつまで住まわせてもらえるのかもありますが…。
この流れでいくと、次のクリアすべきものは「借金」もしくは「雇用」の気がするんだよなあ。。
(2)ICL手術
眼内コンタクトレンズを6月に入れました!
視力が0.02くらいから1.5になりました!!!
実は、子供の時?この技術が成功しました!というニュースをテレビで見た時から「普通の人でもできるようになったら絶対やろう〜」と思っていたのです。
でもまあそんなことは忘れてたんですが、最近この手術のことをよく聞くようになり(私のソースはだいたいラジオなので、この情報源はTBSアフター6ジャンクションの宇垣美里さんです)、調べてみると、もう年万単位でなされている手術なのと、私の母も数年前に実施した白内障の手術とほぼ同じとわかり、やることにしました。
老眼が始まるとできなくなるので、一刻も早く…というのもありました。
それに、正直、マスクとメガネ、限界だったんです。
それにヘアバンドとかイヤリングとか帽子とか、もう耳への負担を減らしたかったんですよ。
自費手術なので、大学院の1年間の授業料くらいかかりましたが、現状とても満足しています。
今まで人体改造に課金したことがほとんどなかったので、やる前は謎の罪悪感とか生まれた時もありましたが、QOLは確実に上がりました。
20代はコンタクトでしたが、30代はほぼメガネだったので、この10年で知り合った人たちには「他人レベル」と困惑されましたが、こっちが本来の顔です。
よく見えるようになったので、メイクも楽しくなりましたし、ファッションもちょっと変えてみました。(今は飽きて手抜きになってますが…)
ICL手術は、チャンスが目の前にやってきたというよりは、自分で調べて決断したことになりますね。
(3)長距離運転
これもザ・手段の目的化。
アートプロジェクトのために湖西までひとりで運転して往復したり、飛騨高山の夫の実家までほぼひとりで運転したりできるようになりました。
ラジオやPodcast聴いてれば長距離運転大丈夫みたい。好きではないけども…。
今年はどこに行けるでしょうか?
いろいろあるように書きましたが、こんなもんでした!
相変わらず仕事に関係ない読書や、映画やドラマの摂取が全然できていないのですが、それでも楽しんだものはあるので、思い出に書いておきます!
(小説)
『プロジェクト・ヘイル・メアリー』アンディ・ウィアー…最の高!映画化早く!これから読む人は、一切のネタバレを排除して読んでください。
『正欲』浅井リョウ…オーディブルで読んで(聴いて)みました。3日くらいで読めたかな?家事中も聞いてたので、子供に聞かせられない場面が始まりそうになったら止めたりしてました。
(ドラマ)
「鎌倉殿の13人」…三谷大河最高!箱推しです!
「初恋の悪魔」…最後の方に菅田将暉が若い役で出てきたなと思ったら弟だった。
「エルピス」…佐野プロデューサーがこのドラマを作るためにTBSを辞めて関西テレビに移った話を(ウェンズデイ・ホリデイで)聞いてたので、ハードルを上げてたが、軽々超えてきたすごいドラマだった。あと、長澤まさみを初めてめっちゃいいと思った。私が働く女が好きなだけかも。
(映画)
「ゴーストバスターズ/アフターライフ」「シン・ウルトラマン」「すずめの戸締り」
⬆︎子供たちと映画館に行ったこの三作しか見てませんので、何も言えませんが、うちにはゾーフィのアクションフィギュアがあります。
子供2人とも映画見るの大丈夫なタイプなので、一緒に見られそうな作品があれば積極的に行きたいと思います。
今見たいのは「こころの通訳者たち」です! シネマ・チュプキ・タバタにも行ってみたい。
(展覧会)
ジャム・セッション 石橋財団コレクション×柴田敏雄×鈴木理策 写真と絵画−セザンヌより 柴田敏雄と鈴木理策(アーティゾン美術館)…ICL手術後最初に見たというのもあるけど、作品は美しく、展覧会の構成に感動しました。脳がビンビンしました!
国宝展 東京国立博物館…人がいっぱいだったけど、展示している作品への輸送費をほとんどかけずにこれだけ人を集められるってすごいなって思った。
上野リチ: ウィーンからきたデザイン・ファンタジー 三菱一号館美術館…10年以上前に目黒区美術館で上野伊三郎+リチ展を見たのをこの前のように感じていたけど、干支が回ってた。リチさんの作品の、精緻すぎないところが好き。それにしても入館料が高かった。国宝展も高かったけども。
2022年は目の手術や検査のために何度も上京したので、東京の展覧会を今までよりたくさん見ることができました。
佐野美術館やクレマチスの丘、MOA美術館などの地元の美術館にもたくさん行ったし、ギャラリーで作家さんの作品を買うことも多くありました。
今年は、保育園の迎えで時間的に難易度が上がる山手線の外側や、東京の西側の美術館にも行きたいです。次男も小学生なので!
私の生きる目標は、死ぬまで屋根のあるところで寝たい、避難したくない、飢えたくない で、それには世界平和が何より大切なのですが(天災も世情がきついほどきつい)、少し後退している気がしていて、気がしてるじゃなくてしてるんけども、言いたいことが言える世の中が1日でも長く続くように心から祈っております。
言っても変わらないどころか損をするだけの風潮もあり、つい言わないで終わってしまうけど、もうちょっと言いたいな、といつも思っています。