私が作っている手ぬぐい同人誌「tenu」ですが、初夏に出した4号に、次は10月くらいねって書いたものの、順調に今日はもう11月でして。 そんでもって、まだ全然手をつけていませんので、遅れます…。 なんとか今年中には出したいですが、手ぬぐいセットの手ぬぐいもノープランなので、どうなることやら。 ノープランというか、今度は久々に自分で型紙を彫ろうと思っていて、型紙を買うところから始めるので、納期がね。…
めくるめく工房カモ
星ヶ丘のまま・めぞんで、一番楽しみにしていたのが、
工房カモの手ぬぐいを手に取ることでした。
滋賀在住の鴨川志野さんがの手ぬぐい画は、自由で、おおらかで、エッジが切れ切れで、それでいて童話のような、他に無い魅力です。
まま・めぞんの手ぬぐい展の時に、大学の同級生とだという、鴨川さんと染色家の小倉充子さんとの対談がありました。
お2人の作風は全然違うんですけれど、絵に対する姿勢がプロフェッショナルなところ、お互いを作家として尊敬し合う気持ちが感じられて、とてもよい会になりました。
その時におっしゃってたことで印象に残っているのは、鴨川さんはいきなり型紙を彫るということ。
多分、普通は紙に下書きをして、それを型紙に写すんですけど、版画出身の鴨川さんは彫ることが自分のストロークを作ることなのですね。
だから、本当に線が生き生きとしています。あー、プロの線だ、って思います。
手ぬぐいの、1:3の比率も、自分にすごく合っているとのこと。
鴨川さんが、手ぬぐいというメディアに出会って、気持ちよく型紙を彫って、その結果私たちがこんなに素敵な手ぬぐいを見ることができて、ああ、幸せだなあと思います。
(トークの写真、左が小倉さん、右が鴨川さんです。浴衣はお2人とも工房カモ作!)
私が買ったのは、「レトロミシン」と「パン・パン・パン図」です。
私にはとてもこんな線は出せません。(あたりまえじゃ)

手拭道のご報告&渋谷東急ハンズに手ぬぐいが売っている件
9月27日(土)に東京カルチャーカルチャーで開催された、 『手拭道(てぬぐいどう) ~注染手ぬぐいの恐るべき魅力~』の二部、「手ぬぐいクリエイターの手拭道 カリスマ手ぬぐい作家の手ぬぐい人生」にてアンカーを務めさせていただきました。 お越しいただいた方、ありがとうございました。 このイベントは、手拭実染塾などでお世話になっている東京和晒創造館の企画で開催されたもので、第一部では、江戸時代(!)〜昭…